ラフロイグ 【LAPHROAIG】
◆スコットランドの中でも最も美しい外観と立地のひとつとして有名な ラフロイグには、ゲール語で「広い入江の美しい窪み」という意味がある。 このラフロイグは、アイラモルトの中でも最もヨード臭が強いと言われているが、 アードベッグやラガヴーリンほどのクセはなく、パワフルで繊細な味わいが特徴的。 年間270万リットルの生産を誇るラフロイグだが、...
View Articleキルホーマン 【KILCHOMAN】
◆アイラ島に120年以上ぶりに誕生した蒸留所「キルホーマン」。 古民家を改造して建てられた蒸留所は、とても小さい。 俗に言う、今流行の「マイクロディスティラリー」。 その生産量は、約9万リットル程で、少ないが、 隣接してカフェやショップスペースなどもあり、観光客にも人気のようだ。 このキルホーマンが、他のアイラモルトと異なる点は、 マイクロディスティラリーの他にもある。...
View Articleアードベッグ 【ARDBEG】
◆ゲール語で「小さな丘」「小さな岬」という意味を持つアードベッグ。 比較的小さな蒸留所で、年間生産量は100万リットルは、 キルホーマンに次いで小さい。 1997年にグレンモーレンジの傘下に入り、 フロアモルティング部門以外が、操業を再開。 生産量の75%は自社用だが、残りの25%は、シーバスやバランタインの 原酒として使われている。アイラ島の南海岸にある、最もクラッシックで、...
View Articleスプリングバンク 【SPRINGBANK】
1828年にキャンベルタウンで創業以来、伝統的な自家製麦のフロアモルティング からボトリングまで全ての工程を自社で行っている「スプリングバンク」。 (自社の瓶詰めは、他にグレンフィディックとブルイックラディくらいしかない) また、スプリングバンクでは、ピートの量や製法の異なる3つのブランドを 造る蒸留所としても知られている。 48時間ピートの香りを十分い含み、2回蒸留の「ロングロウ」。...
View Articleバルヴェニー 【BALVENIE】
スコッチの一大産地のダフタウン地区にあるバルヴェニーは、 シングルモルト売上げ世界一のグレンフィディックの姉妹蒸留所で、 共にサントリー社が所有している。 敷地はグレンフィディックに隣接し、 酵母も原料となる大麦もグレンフィディックと同じ物を使いながら、 全く異なるウイスキーとなる。 アメリカンホワイトークとシェリー樽を9:1程度で熟成(OB10年など)し、...
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